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上の甥が3歳くらいの頃、「うんち」という言葉を連呼しつづけていて、「まあそういう時期もあるよね」と思いつつあまりにしつこいから年長者として正しい方向に導こうとしたんだけど伝わらなかったようで(甥に向かって喋る私のイラスト)「笑いを取りたいときにシモネタに走るのはもっとも安易な方法である。シモネタを言うと大人は笑ってくれるかもしれない、しかしその大半は苦笑だ。人を心から笑顔にしたいと願うならワンパターンのシモネタから脱する必要がある、たとえば自身のキャラクターやその場の雰囲気にそぐわない言動をあえてする「ギャップ」、よくあるパターンをあえてなぞる「お約束」、一度受けたギャグを繰り返す「天丼」、そうしたさまざまな笑いの手法を学びときにはそれらを組み合わせ相手のツボや場の空気を読みながら繰り出すことで真の……」甥「うんちー!」
よく電話がかかってきた
私「もしも…」甥「えみちゃんきょうううんちでた〜?」
私「ああ…出たよとびきりイキのいいのが……たいちゃんはどんなうんちしたの?」(ギャップ:普通ははずがしがりそうな質問に堂々と答える)
甥「ばいばーい!!」
プツッツーツーツー……おしゃれなカフェに取り残される私。「………」。
翌日また甥から電話がかかってきたので「毎日私の便通を聴くつもりか……?」と思いながら取ると、開口一番「あちゅしくん
夫「もしもし〜どうし」甥「あちゅしくんきょうううんちでた〜?」夫「え〜ぼくうんちなんてしたことないよ」甥「え〜?」夫「ぼく人生で一回もうんちなんてしたことな」甥「ばいば〜い!!」

プツッツーツーツー……おしゃれなカフェに取り残される夫。「………」。
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